スケるトンsize@2021

2021年のカートレースinSUZUKAに年間参戦するにあたり、取り組んできた過程を記していきます。

もうひとつのブログ。

自分でも存在を忘れていた。

TwitterFacebookにすっかりとって変わられたと思っていたが、2年前にこんなブログを作っていたとは。見事に中途半端に途切れてるけど。

 

せっかくだからなんか使い分けでも出来たら良いなぁ。あ、それよりも続けることが大事か。

オレにやれんのか。

これまで以上にやっていかないとダメだと分かった先週末のレース。

 

その道筋、やり方は教えてもらうしかないけど、真似っこでもいい、カッコ悪くてもいい。

 

出来ないからやらないんじゃなく、

出来ないからこそやんじゃないの。

 

オレにやれんのか。

そんな事、やってみなくちゃわからない。

 

いきなりうまくいくわけ無いとは思ってるけど、時間もあまり残されて無いのも事実。

 

やれるだけ、やってみようや。

今週末は急遽。

レインボーでエンジンのナラシをする事になりました。フルOHをしてもらったので、来週の鈴鹿の走行日の前にナラシを終わらせておく考えです。

 

実は今週末は少し出掛けてリフレッシュしたいなと、以前から宿と駐車場を予約していました。それもばっさりキャンセルしてのナラシ。我ながら気合いは十分過ぎるぐらいです。

 

もちろんカートショップの店長に「この日にレインボーに行くからナラシしに来い」と誘われたのが発端ですが、ワタシが驚いているのは、店長に言われたとは言え、まぁよく楽しい予定をキャンセルしてまでレインボーでナラシをする事を選んだなと。来週の鈴鹿の朝イチでいいじゃんってならなかったんですよね。そこが今年のワタシの違うところかなぁって思ってます。

 

結論を言うとその日、同じようにエンジンのナラシをするヤツがいると店長に聞いて、ガラッと心変わりしましたね。今までヤツはそういう風に意識する相手では無かったんだけどなぁ。つまり、「負けてられない」って衝動がワタシを動かしたってワケですよ。

 

店長はもちろんそんな事は全然意識はして言ったわけじゃ無いと思うし、たとえ直接聞いてもそんな事意識していうワケ無いやろと笑われるだけなんで恥ずかしいので聞きませんが、仮にもしそうだったらと考えると、今年一年サポートしてくれる店長にワタシのやる気を印象付けておく事は開幕前のこの時期とても大事だと直感で分かるんですね。

 

もちろん店長も人間なので何人も相手にしていられないだろうし、1番やる気のある人に絞ってアドバイスしたいだろうし、つーことはやる気がヤツより足りないのが明らかならその時点で一歩負けてるって事になるし、そうなればただでさえ差があるのにどんどん離されてしまう。負の連鎖です。

 

そうならない様に、「やる事はやってきた」「プロセスは踏んできた」って自信を持って言えるようにしないといけない。

 

レースで負けるのは仕方が無い。一発勝負の時の運な要素も大きいから。しかしレースまでのプロセスでヒケを取るわけにはいかない。用意出来るマテリアルには限界がある。時は金なり、金は時なり。しかし出来る事、やるべき事をやらないのはわけが違う。

 

今回ワタシが予定をキャンセルしてまでレインボーにナラシに行くのはつまりそういう事です。他に考えはありません。今週末はレインボーでナラシをしているという事実が最も大事なのですから。

舞台は違えど。

池江璃花子という世界トップレベルの水泳選手のドキュメンタリーを見ている。白血病で一線を外れ、病床では気力も失ったかに思われた発言が目立ったが、いざプールに戻るとやはり負けたく無いという気持ちが彼女の気持ちを動かした。身体や脳みそに染み付いた感覚ってのは、もはや1人の人間としての本能と言うか、そんな簡単に忘れたりは出来ない事が分かった。

 

舞台は違えど、私もレーシングカートという競技で1番になる事を目指してきた1人のスポーツマン。しばらくレースに出ていなかったとは言え、いざコースに出てみるとやっぱり誰にも負けたく無いし、自分の出来る限りで1番速く走りたいという本能が沸き立つのである。この気持ちは生涯消える事は無いのかなって思うぐらい。

 

自信を持って4月の開幕戦に臨めるように、しっかりと準備を進めていきたいと改めて考えています。

大晦日に調子を崩して新年早々に走る事に...

モーターランド鈴鹿でのクラブの年末走行会に参加した際にインフィールドでコントロールを失ってコースアウト。雪混じりの悪天候だった為、ダートに飛び込んだ私のカートは泥だらけに。

 

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キレイに水洗いしたので、水切り運転でもして来ようと次のセッションで再びコースイン。しかし様子がおかしい。低速コーナーからの立ち上がりでスロットルを開けるが反応が悪い。しばらくスロットルを開けていると次第に回転は上がって、高回転域はキチンと伸びるのだが。

 

コースアウトの際に泥が入り込んだか、水洗いの際に水が入り込んだか、いろいろと原因を探ってはテスト走行を繰り返すも、なかなか改善されずついにタイムアップ。不安な年越しとなってしまった。

 

年が明けて1月3日。鈴鹿の走行日にマシンを持ち込んで、店長やチーム員の方にアドバイスを頂きながらトラブルの改善に取り組んだ。

 

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まずは徹底的に掃除と点検をしてきた状態でコースイン。出だしは異常無し。しかし次第に症状が出てくる。

 

店長に症状を相談。キャブを点検してみるとの事。2セッション目は店長の合わせたキャブ開度でコースイン。しかし改善されない。仕方無くピットへ戻り、店長に相談。エンジンが冷えてから更なる改善を考えてもらう事に。

 

エンジンヘッドを開けて点検してもらうなどして、3セッション目に臨んだ。プラグも新品に交換した。そうすると、ある程度改善された。しかしまだ本調子では無い。

 

その後は他のマシンと一緒に走って違いを確かめたり、キャブをいじってみたりして、調子をみてみたが、最終的に完全に調子が戻ったとは言えないまま走行は終了。

 

この日にこれ以上は出来る事は無いし、エンジンはもっと別の方向から見直す必要があるし、タイヤもそろそろ限界が来ている気もするし、また後日仕切り直しする事にした。

 

次の走行は1月半ば。モヤモヤしたインターバルの日々が続く。

昨年の活動について。

【2020-09-12 鈴鹿

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今日まで繋がる活動はこの日から始まった。前の週にレインボーで友人のKTに乗せてもらってからの鈴鹿でしたが、やはり練習不足は明らか。タイヤが終わっていたとは言えども、少し何ともならなかったものか。月末のレースに不安を残した練習であった。

 

【2020-09-26,27 鈴鹿終戦

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「1年もレース出てないとカンが鈍りますよ」という友人の助言もあり参戦を決意。ニュータイヤを履いての走行は1年前の最終戦以来。キチンとしたマテリアルを用いて走る事によって、忘れている感覚を呼び戻す事が出来るのを実感した。後ろ向きなリザルトだったが、得られたものは多かった。

TT:20位(54.936 +1.347)

予選:15位

決勝:19位

※参戦22台

 

【2020-10-04,11-08 レインボー】

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終戦が終わり、早速翌週からレインボーで始動。9月にKTで走っているとは言え、いざAVANTIで周ると改めてハードなコースだと感じさせられた。タイヤは9月に鈴鹿で練習した時のタイヤに戻して、とにかく周回数を稼ぐ事に専念した。前回の1レース落ちタイヤはラップを巻いて来たる鈴鹿での走行までガレージで温存。グズグズのタイヤでタイムもKTとさほど変わらないレベルであったが、コースがツイスティなのでトレーニング用にはこれで十分。マシンの動きを理解することに神経を尖らせる事を意識し、体をいじめながらも丁寧なドライビングが出来るように心掛けた。

 

【2020-11-28,12-28 鈴鹿

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11/28の午後からいよいよ1レース落ちタイヤを投入。クラブ員の方以外にも数名の方が練習してみえた中で、コースではお互いに前後を走り、走行後にはあまり面識の無い方とも意見交換出来たり、コミュ症の私には非常に有意義な鈴鹿での練習となった。タイムも1名ダントツで速い方を除いては拮抗していて、9月の最終戦の時よりは明らかに速さが戻りつつある事が実感できた。

ブログの再開。

今回こうして再びカートレースへの取り組みをブログにしようと思ったのは、いよいよ今年の8月で37歳となる私にとって、いつまでパフォーマンスを最大限に発揮して続けられるか、いや、すでにパフォーマンスの低下が始まっているかも知れない事も踏まえて、「タイムリミット」との戦いが現実味を帯びてきていると感じており、それを自身にも「ラストチャンス」と言い聞かせて精一杯取り組む事で、果たして実際にどこまでやれるのか、どこまでやったのかを記事にして残しておきたいと考えたからだ。

 

ただお金を掛けるんじゃ無い。いかに考え、知恵を出し、助言を仰ぎ、どう動いたか。そのようなプロセス、そして実績へのフィードバックはどうか。総合的な目線で記事を書いていきたいと考えている。

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